はじめに
家の「顔」ともいえる玄関は、来客だけでなく、家族が毎日必ず通る場所です。
しかし実際には、リビングやキッチンほど優先順位が高くないと考えられ、後回しにされがちな場所でもあります。
・玄関が暗くてジメジメしている
・靴や荷物がいつもあふれて片付かない
・玄関ドアの立て付けが悪く、冬はすきま風がつらい
・防犯面が心配だけれど、何から手を付ければいいかわからない
こんな悩みを抱えたままになっていませんか?
実は、玄関リフォームは「見た目を整える」だけでなく、防犯性・断熱性・収納力・動線の改善など、暮らしの質そのものを底上げできるリフォームです。しかも、家全体を大掛かりに工事するよりも、費用を抑えながら変化を実感しやすいのが大きな魅力です。
この記事では、正建が手掛けてきた住宅リフォームの経験も踏まえながら、玄関リフォームの主なパターン、費用相場、成功のポイント、外構との一体計画、そして横浜エリアでの注意点まで、実践的な視点で解説します。読み終わる頃には、「うちの玄関はどこをどう変えると一番暮らしやすくなるか?」が、きっとイメージできるようになるはずです。
玄関リフォームが注目される理由

玄関は「ただ出入りする場所」ではなく、家の印象・防犯・快適さを左右する重要な空間です。ここでは、なぜ玄関リフォームのニーズが高まっているのか、その背景を整理してみましょう。
家の第一印象を左右する「見せ場」だから
玄関を開けた瞬間の印象は、その家全体のイメージに直結します。
扉を開けたら、暗くて物があふれている玄関と、明るくてスッキリ片付いた玄関。どちらの家に招かれたいでしょうか。
床材や壁の色、照明の明るさ、たたきとホールの段差、ドアのデザインなど、玄関周りの要素を少し整えるだけで「清潔感」や「上品さ」「親しみやすさ」が大きく変わります。モデルハウスや建売住宅を見に行くとき、玄関でテンションが上がる経験をした方も多いのではないでしょうか。その「ワクワク感」を、自宅にも取り入れられるのが玄関リフォームです。
正建では、玄関の雰囲気を変えたいというご相談をいただいたとき、見た目だけでなく照明計画や色のバランスも含めて提案し、「帰ってくるのが楽しみになった」というお声をいただくことが多くあります。
防犯・断熱・換気など機能面をまとめて改善できる
玄関ドアは、デザインだけでなく防犯性・断熱性・気密性が重要です。古いドアのままだと、鍵のピッキングに弱かったり、冬はすきま風で足元が冷えたり、夏は暑さがこもったりと、見えないストレスが蓄積します。
最新の玄関ドアは
・複数ロックで防犯性能が高い
・断熱性能が向上し、冷暖房効率が上がる
・採風機能付きで、ドアを閉めたまま風を通せる
といった機能を兼ね備えた商品が増えています。
玄関リフォームでは、こうした機能性を一度にアップさせることが可能です。正建にご相談いただくお客様の中には、「玄関ドアを替えたら、冬の廊下の寒さがかなり和らいだ」と体感の変化を話してくださる方もいらっしゃいます。
生活動線と片付けストレスを減らせる
玄関は、「外」と「家の中」をつなぐ中継地点です。
靴だけでなく、傘、ベビーカー、アウトドア用品、部活の道具、保育園や学校の荷物など、モノが集中しやすい場所でもあります。収納計画がうまくいっていないと、すぐに“玄関渋滞”が起こります。
シューズクロークや土間収納をうまく取り入れることで、
・帰宅後の片付け動線
・お出かけ前の準備動線
をぐっとスムーズにできます。「いつも玄関で家族とすれ違ってバタバタしてしまう」「出がけに必要な物が見つからない」といったお悩みは、玄関リフォームで大きく改善できるポイントです。
玄関リフォームの主なパターンとアイデア

玄関リフォームと一口にいっても、工事の内容や規模はさまざまです。ここでは、よくあるパターンを3つに分けて紹介します。
玄関ドアの交換で防犯性・断熱性・デザインを一新
もっともニーズの多い玄関リフォームの一つが玄関ドア交換です。
「鍵が古くて不安」「ドアの開閉が重い」「見た目が古くさい」という理由で相談される方が多いですが、ドアを替えると想像以上に玄関全体の雰囲気が変わります。
最近は、壁を壊さず既存枠の上から新しいドア枠をかぶせる「カバー工法」も普及しており、工期や費用を抑えやすくなっています。デザインも、木目調・アルミ系・ガラスとの組み合わせなど選択肢が豊富。採風機能付きのドアを選べば、ドアを閉めたまま風を取り込めるので、玄関のジメジメ対策にもなります。
正建でも、まずは玄関ドアの交換だけを行い、その後数年かけて玄関ホールや収納を整えていく“段階リフォーム”をご提案することがあります。一気にフルリフォームしなくても、ドア交換だけで体感が大きく変わることも珍しくありません。
シューズクローク・土間収納で玄関まわりをすっきり
「玄関がいつも散らかっている」「靴箱に入りきらない」という方には、シューズクロークや土間収納を取り入れたリフォームが有効です。
・玄関脇にL字やコの字で棚を設けて、靴やアウトドア用品をまとめて収納
・ベビーカーやゴルフバッグをそのまま置ける土間スペースを増設
・上着やカバンを掛けられるハンガーパイプを設け、「玄関クローゼット」として活用
このような収納計画を立てることで、“出入りのついでに片付く玄関”に変えることができます。
正建では、家族構成や趣味、荷物の種類をヒアリングしたうえで、棚の高さや奥行き、扉を付けるかどうかまで含めて提案することが可能です。
床材・照明・壁面デザインで印象をガラッと変える
大掛かりな間取り変更までは考えていない場合でも、床材・照明・壁面を見直すだけで玄関は大きく変わります。
・たたきをタイルから石調タイルや磁器質タイルへ
・フローリングを上貼りして色味を変える
・間接照明やブラケットライトを追加し、足元を柔らかく照らす
・アクセントクロスや化粧パネルで一面だけ壁を変える
こうした工事は比較的短期間で済むことが多く、費用も抑えやすいのがメリットです。「いきなり玄関ドアを変えるのはハードルが高い」という方は、まずは内装から手をつけるのも一つの方法です。
玄関リフォームにかかる費用相場
費用は工事内容や使用する建材によって大きく変わりますが、目安を知っておくと計画が立てやすくなります。
玄関ドア交換の費用目安
玄関ドアの交換は、
・比較的シンプルなドア:数十万円台
・断熱性・防犯性が高いグレードや親子ドアなど:50〜80万円前後
が一つの目安です(工事費込みのイメージ)。
カバー工法か、壁を解体して枠ごと交換するかによっても費用は変わります。防犯性や断熱性、省エネ効果も考慮すると、「少し良いグレードを選んだ結果、電気代が下がった」というケースもあります。正建では、予算に合わせて複数パターンの見積もりを提示し、メリット・デメリットを比較していただくことができます。
収納造作・床・壁のリフォーム費用
シューズクロークや可動棚、土間スペースの拡張などの造作工事は、内容によって幅がありますが、
・シンプルな可動棚の追加:数万円〜十数万円
・本格的なシューズクローク+土間拡張:20〜50万円前後
が一つの目安です。
床材の張り替えやクロスの張り替え、照明の追加なども組み合わせると、トータルで数十万円規模になることもあります。玄関まわりだけをしっかりリフォームしても、家全体のリフォームよりは負担を抑えやすいのがポイントです。
外構・アプローチも含めた場合のトータル費用イメージ
玄関ポーチのタイル張り替え、アプローチの舗装やスロープ化、門柱・ポストの交換など、外構まで含めたリフォームを行う場合は、
・小規模なタイル張り替えや部分補修:10〜30万円
・アプローチを含めた本格的な外構リフォーム:50〜150万円前後
といったイメージになります。
正建に相談いただく際は、「今回は玄関の中だけ」「外構と一緒に考えたい」など、優先度を伝えていただくと、段階的な計画を立てることも可能です。
玄関リフォームを成功させるポイント
せっかくリフォームするなら、「思った以上に使いやすくなった」と感じられる仕上がりにしたいものです。そのためのポイントを整理します。
家族構成とライフスタイルから優先順位を決める
まずは「誰がどのように玄関を使っているか」を整理しましょう。
・小さなお子さまがいるご家庭
・自転車・ベビーカー・部活道具が多いご家庭
・高齢のご家族と同居しているご家庭
・アウトドアやスポーツが趣味のご家庭
これらによって、必要な収納の種類や動線はまったく違ってきます。
「今一番困っていることは何か?」「5年後、10年後にどう暮らしていたいか?」という視点で優先順位を決めると、無駄の少ない玄関リフォームができます。正建では、このヒアリングを特に重視しています。
動線と収納計画で「片付く玄関」をつくる
出入りのたびに靴や荷物が散らかる玄関は、収納計画と動線が合っていない可能性が高いです。
・靴を脱ぐ位置から、そのまましまえる高さに棚を設置
・帰宅後すぐにカバンや上着を掛けられるフックやハンガーポール
・宅配の一時置きスペース
などを玄関周りに計画すると、自然と片付きやすくなります。
「しまう場所を決める」ことが片付けの第一歩です。正建では、実際の生活イメージをうかがいながら、棚の高さや奥行き、扉の有無などを一緒に決めていきます。
マンションと戸建てで異なる制約を理解する
マンションの場合、玄関ドアは共用部分にあたることが多く、勝手に交換できないケースがあります。また、玄関まわりの床や壁、土間拡張にも管理規約上の制限があることが一般的です。
一方、戸建て住宅では自由度が高い分、外構やアプローチとの一体感をどう出すかがポイントになります。
いずれの場合も、事前に管理組合や自治体のルールを確認し、問題のない範囲で計画することが大切です。こうした確認作業も、正建のようなリフォーム会社に相談することでスムーズに進められます。
外構・アプローチと一体で考える玄関まわりリフォーム
玄関の印象は、ドアやホールだけでなく、「家に近づいてくるまでのアプローチ」も含めて形づくられます。
玄関アプローチの素材選びと安全性・デザイン性
滑りにくいタイルや自然石、洗い出し仕上げなど、アプローチの素材選びは見た目と安全性の両立が重要です。雨の日に滑りやすい素材は避け、勾配や段差を考慮しながら計画します。夜間の足元を照らすポールライトや埋め込み照明を組み合わせれば、防犯面にもプラスに働きます。
門塀・ポスト・照明とのトータルコーディネート
門塀のデザイン、ポストの位置、インターホン、表札、照明のバランスを整えることで、玄関の印象はグッと良くなります。色や素材を玄関ドアと合わせたり、あえてアクセントとして違う色味を入れたりと、コーディネートの幅は広いです。正建に外構も含めて相談すれば、「家の顔」としての一体感ある玄関を実現しやすくなります。
駐車場・スロープ・バリアフリーとの組み合わせ
車から玄関までの移動、ベビーカーや車いすの動線、高齢のご家族の安全性なども、玄関まわりリフォームの大切な視点です。
段差をなくすスロープ計画や、手すりの設置、駐車スペースから雨に濡れずに玄関へ入れるような動線づくりなど、暮らし方に合わせた外構計画が求められます。
横浜で玄関リフォームをする際のチェックポイント
正建が拠点とする横浜エリアは、海風や坂道、住宅密集など、立地特性がはっきりしている地域です。玄関リフォームでも、地域の特徴を踏まえた計画が重要になります。
海風・湿気・日当たりを考慮した素材選び
横浜の沿岸部では、海風や塩害の影響を受けやすく、金属部材の劣化が早まることがあります。また、北向き玄関や半地下玄関では、湿気やカビ対策が重要です。ドアや外壁、タイルなどの素材選びにおいて、耐久性や防汚性を重視することがポイントになります。正建では、地域の気候を踏まえた材料選びもご提案可能です。
補助金・省エネ支援策の活用可能性をチェック
断熱性の高い玄関ドアへの交換などは、国や自治体の省エネ関連補助制度の対象となる場合があります。年度ごとに内容は変わるため、リフォームを検討する際には最新情報の確認が欠かせません。補助金をうまく活用できれば、負担を抑えながら性能の良い玄関リフォームを実現しやすくなります。正建にご相談いただければ、利用可能な制度の有無も一緒に確認していきます。
地域密着の施工会社に相談するメリット
玄関リフォームは、図面上の寸法だけでなく、実際の敷地条件や周辺環境の理解が大切です。横浜エリアの地形や道路状況、近隣との距離感に詳しい地域密着の会社に相談することで、「工事のしやすさ」「搬入経路」「騒音への配慮」なども含めた現実的な計画が立てやすくなります。正建は、横浜周辺で数多くのリフォームを手掛けてきた実績があり、その経験を玄関リフォームにも活かしています。
まとめ
玄関リフォームは、家全体のイメージや暮らしやすさを大きく左右する、コストパフォーマンスの高いリフォームです。玄関ドアの交換、収納計画の見直し、床や照明の変更、外構・アプローチとの一体設計など、工事の規模はさまざまですが、どのパターンでも「家の第一印象」「防犯性・断熱性」「片付けやすさ」を同時に高めることができます。
まずは、今の玄関について改めて考えてみてください。
「暗い・寒い・狭い」「散らかりがち」「出入りがしづらい」「来客に見られたくない」——こうした小さなストレスは、玄関リフォームで確実に減らせます。
正建では、現地調査からヒアリング、プラン提案、施工、アフターサービスまで一貫対応し、お客様の暮らし方に合わせた玄関リフォームをご提案しています。玄関だけの部分リフォームから、外構を含めたトータルな玄関まわりのリノベーションまで幅広く相談可能です。
「うちの場合はいくらくらいかかるのか?」「どこから手をつけるべきか?」と疑問に思われたら、ぜひ一度正建にご相談ください。あなたの家に合った現実的なプランを、一緒に考えていきましょう。



